サウナ

新宿のハイクオリティ温泉施設『テルマー湯』に宿泊し、心身を完全回復しつつお金を節約しよう!

更新日:

Contents

本記事の目的

本記事は、旅行・仕事・レジャーなどで東京に遠征し宿泊する方へ向け、新宿の有能ハイクオリティ温泉施設『テルマー湯』をお勧めする目的で執筆されました。スーパー銭湯のカテゴリで呼んでいいのか迷いましたが、とりあえず温泉施設と記事内では呼称します。

新宿の温泉施設『テルマー湯』に宿泊する11のメリット

①サウナ交互浴からの即睡眠で心身が完全回復する(最重要)
②ホテルより宿泊代が安く済む
③ネットカフェやカプセルホテルより施設クオリティが断然高い
④そこら辺のビジネスホテルより清潔で快適
⑤基本的に禁煙(喫煙ルーム有り)
⑥深夜帯はそこまで混んでおらず快適
⑦新宿駅から徒歩10分の圧倒的利便性
⑧飲食は館内完備
⑨電子キーでセキュリティは万全
⑩チェックアウトの時間が早いため朝の時間が無駄にならない
⑪温泉施設にしては高い料金のおかげで客の足切り効果が得られる

テルマー湯とは

東京都新宿区歌舞伎町にある、天然温泉大浴場・サウナ・休憩所・仮眠所・岩盤浴・エステ・マッサージ・飲食店・バーなどなどが一緒となった、複合温泉施設です。ここに宿泊してきましたので、施設紹介と、宿泊するメリットとデメリットを記事にしてみました。

まず、「歌舞伎町の温泉施設」と聞くと、大抵の方が不穏な気持ちを抱くと思います。私も評判の良さは各方面より聞いていたものの、いざ行ってみるまでは、「大丈夫かよ……おっかねえ……」「ボッタじゃあ、間違いなくボッタじゃあ」と不安で胸が一杯でした。

嬉しいことに、これらは杞憂に終わります。

明るく清潔で綺麗な館内にて温泉とサウナを満喫し、非常に楽で快適な一夜を過ごし、翌日に疲れを残すことなく、全回復することが出来ました。そこで、このような有能施設は広めなくてはなるまいと、テルマー湯の具体的な情報や過ごし方、メリット・デメリットを記事にまとめることにした次第です。東京にお出かけする皆さんのお役に立てたらと思います。

また、店内の写真や施設詳細については、ヨッピーさんとnifty温泉の取材記事を読めば全解決しますので、こちらをご覧ください(丸投げ)。館内は一部を除き写真撮影禁止なので、こうした正式に取材した方の記事のほうが内観は分かりやすいです。nifty温泉の記事はライターさんが女性の方で、女性視点からのものとなっております。危険では無いことが分かる良記事。

 

テルマー湯/基本情報(2018年6月時点)

最寄駅

JR新宿駅東口から徒歩11分(グーグルマップ経路)

地下鉄新宿三丁目駅から徒歩7分(グーグルマップ経路)

行き方

〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1−2(タップするとグーグルマップが立ち上がります)

悪名高き歌舞伎町ではありますが、ゴールデン街という飲み屋街と花園神社に挟まれていますので、緩衝地帯的になっており、変なのはいない印象。テルマー湯の通り沿いに交番もありますので、怖くは無いです。

営業時間

11:00〜翌09:00

閉館時間がありますので、一日を通しての滞在は出来ません。

料金

入館料と、深夜料金と、土日祝料金がそれぞれかかります。いずれも税込。2018年5月時点の情報となります。

入館料

11:00の開館から、00:00までの料金となります。

平日2,364円

土日2,688円

深夜料金+入館料

※夜0時以降の滞在時に深夜料金が加算されます。
※09:00の閉館時間まで滞在可能。

平日4,200円

土日4,524円

土日祝料金(上の料金に加算済)

324円

今回は日曜深夜の利用なので4,524円でした。入館したのは23時頃でしたが、朝まで滞在のため最初から深夜料金にしてもらいました。

入り方と受付

最初分からず混乱しました(笑) 公式のを読んだほうが写真付きで分かりやすいです。

入館し、まず鍵つきの下駄箱に履物を入れます。

次にフロント料金の説明を受け、電子キーと半透明のバッグを受け取ります。料金は後払いです。大きな荷物がある場合は、ここで預けましょう。

電子キーは、更衣室のロックと、館内での支払いに対応しています。自販機での購入や、レストランやサウナでの支払いはこれを使用し、退館時にまとめて清算します。

バッグには館内着とバスタオルが入っており、フェイスタオルは大浴場にたくさん置いてあります。洗面所には、ドライヤー、ブラシ、クシ、歯ブラシ、洗顔料、髭剃りなど完備。バッグにスマートフォンと充電ケーブルを入れれば、あとは何も要らずに過ごせます。

大浴場は2F。レストランは地下1F。休憩所は3Fと地下2Fとなっています。

なお、テルマー湯はホテルのような宿泊施設ではなく、温泉施設のため、〈宿泊〉はできません。ですが、〈朝まで休憩〉はできます。ちょっと分かりづらいですが、まあ世の中、法律や建前というものがあるので納得してください。

館内に朝まで休憩用として、横になれるリクライニングチェアとソファ、身体にかけるブランケットが完備されています。更衣室には、いびきが煩いと自覚されている方や泥酔されている方へ向けた、隔離休憩スペースもあります。

 

テルマー湯に宿泊するメリット

生半可なビジネスホテルやネットカフェやカプセルホテルを使うより、テルマー湯のほうが優れていると断言できます。冒頭に挙げたメリットをもう一度列挙し、順に詳しく述べていきます。

①サウナ交互浴からの即睡眠で心身が完全回復する(最重要)
②ホテルより宿泊代が安く済む
③ネットカフェやカプセルホテルより施設クオリティが断然高い
④そこら辺のビジネスホテルより清潔で快適
⑤基本的に禁煙(喫煙ルーム有り)
⑥深夜帯はそこまで混んでおらず快適
⑦新宿駅から徒歩10分の圧倒的利便性
⑧飲食は館内完備
⑨電子キーでセキュリティは万全
⑩チェックアウトの時間が早いため朝の時間が無駄にならない
⑪温泉施設にしては高い料金のおかげで客の足切り効果が得られる

 

メリット①サウナ交互浴からの即睡眠で心身が完全回復する(最重要)

Twitterでは結構頻繁に発言しているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、サウナ交互浴という禁断のバグ技があります。

サウナに入る→水風呂に入る→休憩する→サウナに入る(3〜5回ほど繰り返す)と、なんと体力が全回復する上に、自律神経がリセットされ精神が調律され、しかも最高に気持ち良いという効果が発動するのです。意味が分かりませんよね。あの存在意義が謎だった、サウナある所どこにでも併設されている水風呂には、理由があったんですよ!  水風呂は身体を冷やすためだけのものではなかったのです。ちゃんと説明してくれなきゃ分かりませんよね。

それにしても交互浴は意味不明。神が人間製作時に間違ってプログラムしちゃったバグとしか思えません。

サウナについて詳しくは、タナカカツキ先生の名著『サ道』と、むかどんさんの一連の記事が詳しく、勉強になります。私も、私の友人達も、サウナ交互浴を覚える前と後では、明らかに人生が変わりました。ぜひ一読の上、騙されたと思って実践してみてください。人生が好転します。

タナカカツキ先生著の『サ道』はサウナの素晴らしさを余す所なく伝道してくれる名著。1話試し読みがありますので、ぜひ読んで試してみてください。

サ道試し読み
むかどんさんサウナ記事

むかどんさんのサウナ記事は自身の体験に基づいたものを、相手に伝えるようきちんと書かれた良筆。「みんなにサウナの良さを知ってもらいたい! 絶対いいから!」という良心と善意が根底にあるので、説得力が只事ではありません。PVのために書かれていないのですね。特に初心者向けまとめは、『サウナ 初心者』でグーグル検索1位を競るほどの人気記事。おおいに参考とし、あなたがもし東海地方にすぐ行ける地域に住んでいるのなら、しきじに行きましょう。

 

なぜわざわざ温泉施設に泊まるのか

サウナ交互浴のためです。

東京に限らず、旅先での睡眠は、やはりいつもと違う環境ですから、ストレスゼロで熟睡、というのはなかなか難しいです。それなりのホテルに泊まったときですら、8時間寝たとしても熟睡とはいかず、翌朝に疲れを持ち越してしまうことが多々ありました。ましてや、ネットカフェやら地獄のようなカプセルホテルでの休息・睡眠による回復の効果は押して知るべしです。

今回、テルマー湯でサウナ交互浴を2セット決めた直後に何もせず即座に寝たところ、翌朝、本当に体力が完全回復しました。早朝の高速バスで出発し、日本ダービーを丸1日楽しみ、夜は打ち上げという消耗の激しい1日を過ごしたにも関わらず、翌日に持ち越された疲れはゼロ。起きるや否や、最高の状態でスタートダッシュを決められました。

回復の流れ

簡単に説明すると、こんな感じです。

1.サウナで深部体温を上げる

2.身体が深部体温を下げようとする

3.入眠がスムーズになる

4.眠りも深くなる

5.HPもMPも完全回復する

6.疲労を持ち越さず、翌日の東京観光や仕事を行える

なにもしないことを強制してくる有能温泉施設

本当は8時間睡眠が理想なのですが、今回は到着が少し遅かった+朝風呂・朝サウナを決めたかったので7時間睡眠でした。それでも起床即行動できる活力を伴っての、バッチリな目覚めを迎えられました。

いつもの宿泊翌日は、抜けない疲れのため頻繁に喫茶店で休憩を取ったり、帰りの新幹線やバス車内では爆睡したりだったのですが、今回は休むことなく丸1日行動できました。帰路も読書したり、テルマー湯レポートをTwitterに20連投したりと、フル活用。〈交互浴・即睡眠〉の一点のみでも、テルマー湯に泊まる価値は有ります。

ホテルにも大浴場やサウナが併設されているところは多いですが、テルマー湯でのそれはスピード感が違います。

ホテルではどうしてもついテレビを見たり、スマートフォンをいじったり、外に飲みに出かけたり、アパホテル社長の自伝漫画を読んで感動してしまったりと、だらだら過ごしてしまいがちです。ホテルは、サービスの質と豊富さの提供が設計思想にありますから、行動の選択肢が多いのですね。

この点、テルマー湯に代表される有能温泉施設は、行動の選択肢を意図的に絞っているように見受けられます。「風呂から上がったら、なんもせんとリラックスするか、さっさと寝るのがええで(笑)」という設計思想が伝わってきます。

入館から5分後には、ゆったりとした館内着に着替え、大浴場更衣室にいます。その15分後には身体を洗い終わり、温泉に浸かりだらしない声をあげ、サウナへ入室しているでしょう。1時間後には夢の国です。

交互浴を楽しんだあとの、睡眠までの動線も見事です。2Fから地下2Fへ移動し、適当な空いてるソファを見つければ、ブランケットを近くの棚から1〜2枚持ってきてスマートフォンに充電ケーブルを差し、あとは寝るだけ。

むかどんさんも「サウナのあとはスマホもPCも点けずさっさと寝るべし」と強硬に主張されていますが、私も同意見ですね。Wi-Fiは完備されていますが、接続しないほうが良いくらいだと思います。一回、Twitterなりまとめサイトなり開いてしまうと、キリが無いですからね……。充電して、機内モードにし、アラームだけオンにして、さっさと寝ましょう。

ホテルだと、大画面テレビやら自分の荷物の整理やら近くの良さげな店やら色々な誘惑があり、何となく時間を過ごしてしまいがちです。テルマー湯なら、特にやることも無いですし、途中外出は出来ませんし、大人数で騒ぐような場所でもありませんから、さっさと寝るのが一番となります。

そしてこの〈さっさと寝る〉ことにより、サウナ交互浴での回復効果はより高まり、HPもMPも完全回復した状態で、翌朝を迎えられる訳です。

なお、テルマー湯のサウナは92〜94度。水風呂は17度とあります。私のホームスーパー銭湯は田舎で年齢層がやや高めのためか、85〜87度くらいなですので、高温サウナは嬉しかったですね。バキバキにととのいました。

〈ととのい〉についてはサ道1話試し読みが詳しいです。

テルマー湯のサウナは広く清潔で、木の香り漂う良質なものでした。水風呂と休憩スペースは、施設の規模からするとちょっと狭いかもしれません。混む時間帯だと、待つことになる可能性がありそうな。

また、朝風呂という贅沢も見逃せません。人民が、望まない月曜日を迎え、せわしない朝を動き回る中で、世俗から離れ悠々と朝風呂に浸かる。もちろんサウナ交互浴もキメます。これほど満足感の高い贅を尽くした1時間を他の手段で過ごそうとするなら、桁の違う金額を要するでしょう。

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メリット②ホテルより宿泊代が安く済む

東京でちゃんとしたビジネスホテルを取ろうと思ったら、事前に予約しても7000〜9000円が相場でしょうか。なお、これは首都圏からはやや外れた街のホテルでの価格。新宿で探したら10000円以下のところはなかなか難しいと思います。当然、金土や祝前日などは更に高騰します。

値段の安さだけを追求するなら、上野や池袋あたりの謎の格安ビジネスホテルもありますが、施設クオリティは推して知るべしと言ったところでしょう。

一方、テルマー湯は深夜と土日祝料金が加算されても4,524円です。新宿駅から徒歩10分のホテルを探せば、この3倍くらいが相場。ホテルにも大浴場とサウナはあるでしょうが、専門施設に敵うところは多くないと思います。「値段は安く、温泉サウナの質は高い」この2点のメリットは大きいです。宿泊代を節約できれば、当然そのぶん東京での活動の幅が広がります。

メリット③ネットカフェやカプセルホテルより施設クオリティは断然高い

料金比較

ホテル>>ビジネスホテル>>テルマー湯=良カプセルホテル>劣カプセルホテル>ネットカフェ>路上

ネットカフェに泊まるとなると、だいたい2000円。カプセルホテルは、テルマー湯と同じくらいが相場でしょうか。

新宿のネットカフェのリクライニングシートに一泊したことがありますが、

・足はギリギリ伸ばせるくらい
・ブランケットは1人1枚で、薄く、臭い
・深夜帯でも引っ切り無しに人の往来があり落ち着かない
・シャワーは順番制で場合によってはかなり待つ
・シャワールームは汚い
・当然、湯船は無し

と、安いなりのクオリティでした。二度と行きたくありませんね。

カプセルホテルも今は快適で広い施設が爆誕しているらしいですが、外れを引いてしまうと地獄です。池袋のカプセルホテルで、全裸のおっさんが床で寝ていたことがありました。温泉もサウナもありましたが、異様な雰囲気を放っており、ちょっとサウナには入れませんでした。二度と行きたくありませんね。同程度の料金なら断然テルマー湯を推します。

テルマー湯の大浴場は、露天風呂・高濃度炭酸泉・通常浴槽など多彩。ジェットバスもありました。大きな湯船1つの存在だけでもネットカフェ宿泊を大きく引き離しています。

ネットカフェの料金にたった2000円足すだけで、全身のびのび伸ばせる綺麗な大浴場と快適な寝床が手に入るのですから、どちらを選ぶかは自明と言ってよいでしょう。

 

メリット④そこら辺のビジネスホテルより清潔で安全

フロント・ラウンジ・通路・休憩所・仮眠所・レストラン・更衣室・浴場・サウナ・トイレの全てが広く明るく清潔でした。どこにもゴミ一つ無く、影や死角になる場所も無く、各フロアに複数スタッフが常駐していました。「汚いなぁ」「怖いなぁ」とは一度たりとも思わなかったです。再掲になりますが、nifty温泉の取材記事からも分かるように、女性の方1人でも不安感なくリラックスして楽しめると思います。

ラウンジは地下2Fと3Fにありますが、深夜帯は、3Fが女性専用フロアとなり男女が分かれる形となっています。お互い妙なストレス無く過ごせる作りで良いですね。

ラウンジはそれぞれワンフロアを丸ごと使った広大なものもので、通路にもソファやテーブルが沢山置かれており、ここで仕事や打ち合わせをしている人も多く見受けられました。

地下2Fはリクライニングソファが60脚ほど。大人が充分に足を伸ばせるソファが30脚くらい。ソファ類は210個あるらしいので、地下2Fだけでももっとあるかも。全てにTVと電源がついています。地下は電波が入りませんが、そのぶんWi-Fi完備。ブランケットは棚に山と積まれており使い放題。

※電源コンセントはありますが、充電ケーブルはありません。スマートフォン充電時はケーブルとアダプタの持参を忘れないようにしましょう。

常々主張しておりますが、「スマートフォンから切り離される時間と場所」は金を払っても手に入れるべきだと思います。温泉に浸かっている間、サウナを楽しんでいる間、電波が届かないため電話が出来ない場所にいる間、インターネットから切り離された場所にいるとき、こんなにも気が休まるものだったのか、ときっと驚くと思います。どれだけ没入していたとしても、LINEの通知音1つで、人間の集中力は脆くも飛散することを、もっと広く知らしめていきたいですね。

テルマー湯の地下ラウンジは、この意味でも絶好です。Wi-Fiを接続しなければ、完全に外界から隔絶された時間と場所を得られます。ノートPCやiPad Proだけ持って籠もれば、想像を絶する集中力でもって思考や仕事に没入できると思います。疲れたり、集中が途切れたりしたら、2分歩くだけでサウナ交互浴という回復施設があるのも最高です。現行を書いたり、企画書を作ったりと、書き仕事をされる方には、最高の施設でしょう。

 

メリット⑤基本的に禁煙(喫煙ルーム有り)

私はタバコは吸いませんが、これはデリケートな問題なので、各方面に配慮して詳述はしないでおきます(笑)。

 

メリット⑥深夜帯はそこまで混んでおらず快適

日曜夜に入館したため、「もしソファが一杯だったらどうしよう」と不安でしたが、リクライニングソファも普通のソファも2割も埋まっておりませんでした。デメリット欄で詳述しますが、宿泊施設ではないので、ソファが無かったとしても館としては、どうにもできないのですね。かなりホッとしました。

グーグルによる曜日別・時間帯別の来館者数。

さすが金曜と土曜の夜は混んでいる様子。ですが、最繁忙と思われる金曜深夜でも、今のところ(2018年5月)半分くらいしか埋まっていないのではないでしょうか。グーグルで検索しても、「テルマー湯入れなかった!!」のような情報は見当たりませんので、よほど運が悪くない限り、なんとかなるような。

また、増加一途の外国人旅行者にはまだ見つかっていないようで、この傾向はしばらく続くと推察されます。まあ、よく知らない異国に旅行に行くとして、「よっしゃ!  現地のサウナに素泊まりするから宿はいらんな!」とは、どこの国の人も思わないでしょう(笑)。普通はネットで宿を取ってから来日しますし、ましてや歌舞伎町という、海外でも悪名を馳せているであろう地に積極的に泊まろうという人間も少ないと思います。実際、そんなジロジロ観察したわけではないですが、異国の方は1人も見ませんでした。

民泊について法規制により、今後は温泉施設に宿泊する人も国内外を問わず増えるかもしれませんが、まあメジャーになることは、まず無いと思われます。「サウナに泊まったほうが実は良い」は、本記事を読んだ方で独占したい情報ではあります(笑)。

 

メリット⑦JR新宿駅から徒歩10分の圧倒的利便性

東京に宿泊するにあたって、宿が駅から近いに越したことはありませんし、宿のある街に行きやすいに越したこともありません。その点からもテルマー湯は最高です。

東京23区内なら、どこに用事があったにせよ、新宿まで行くのは簡単です。新宿まで着いてしまえば徒歩10分でテルマー湯です。地下鉄新宿三丁目駅からなら5分少しで着いてしまいます。

東京は基本的に歩く土地ですから、仕事にせよ、観光にせよ、馴れない土地を動き回ったことにより帰路はクタクタになっていると思います。普段生活している土地が車社会の方なら尚更でしょう。〈駅から近い〉〈その駅に行きやすい〉は大きなメリットです。

 

メリット⑧飲食は館内完備

レストランは2つあり、飲料の自販機もあります。下着や耳栓やマクスなどの身の回り品の自販機も有り。いずれも電子キーで会計可能。財布は電子ロッカーに締まったまま手ぶらでご飯が食べられます。

ただしレストランには営業時間がありますので、お気をつけください。

 

メリット⑨電子キーでセキュリティは万全

入館時に渡される電子キーで、ロッカーも館内会計も全て出来ます(後払い)。ですのでしっかり腕につけてしまえば、貴重品はロッカーに仕舞ったまま、手ぶらで飲食もエステや岩盤浴などのサービスを受けられます。

メリット⑩チェックアウトの時間が早いため朝の時間が無駄にならない

最近はホテルのチェックアウト時間延長サービスが隆盛しているらしく、先日ホテルに宿泊した際に〈チェックアウト1時間延長無料券〉をもらいました。これを使うことで、11時までホテルに滞在できます。

疲れた身体を癒すのに有難いサービスではありますが、せっかく東京に来たのに、貴重な午前の時間をホテルでダラダラ過ごしてしまうのも勿体ない気がします。休むのは帰路か帰宅後に任せておいて、どうせなら早々に活動したほうが効果的ではないでしょうか。

ホテルならチェックアウト時間を過ぎても延長料金を払えば済みますが、テルマー湯はそうはいきません。朝9時閉館なので追い出されてしまうのです。やはり人間、締め切りが無いと、だらだらサボってしまう生き物ですから、早めの強制チェックアウトに従い、無理やりにでも行動したほうが結局は自分のためになると思います。

浴場は8時半で終了。露天風呂は8時です。このためさっさと寝て、7時くらいにサクッと起きて、1時間ほど朝風呂朝サウナという天上の贅沢を満喫し、早々に街へ出たほうが、実りある東京紀行になるのではないでしょうか。

 

メリット⑪温泉施設にしては高い料金のおかげで客の足切り効果が得られる

値段のおかげで、アレな人の宿泊候補になりづらくなり、快適平和に一晩を過ごすことが出来るようになります。

宿泊に限らず、飲食でもなんでも安い店には安い客が集まり易いですから、このせいで不快な目に遭ったりトラブルに巻き込まれたりしてしまった経験がある方は少なくないと思います。

テルマー湯に朝まで滞在したときの料金はだいたい4500円。

首都圏のビジネスホテルの値段としてみれば激安も激安。集まる客の質もお察しです。アレでまずい客の含有率は恐ろしいことになるでしょう。施設クオリティも良いわけが無く、壁にヤモリが這い、幽霊と野犬が出て、朝食の米が糸を引いていてもおかしくありません。

首都圏のカプセルホテルの値段としてみれば、まあ妥当でしょうか。ただしこちらも値段なりの施設クオリティで、大満足のサービスは望めません。

そして温泉施設の値段として、4500円はどうでしょうか。これは間違いなく高いです。驚き躊躇する方がほとんどでしょう。

しかしその分、変な客の含有率は低くなると予想されます。昼間1回と、宿泊2回をしただけですが、大声を出したり明らかに挙動がおかしかったり周囲に大迷惑をかけたりしているような客はゼロ。皆、静かに気持ち良さそうに温泉に浸かり、寡黙にサウナに入り、すやすや寝ていました。

同じ4500円でも、まずい輩は廃墟のようなビジネスホテルに集い、温泉施設には寄ってきません。4500円の首都圏ビジネスホテルは値段に釣られた魑魅魍魎で埋め尽くされますが、テルマー湯では客の足切りが発生し、安い客に選ばれにくくなり、平和そのもの環境となります。施設クオリティも、前述メリットのようにテルマー湯の圧勝です。

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デメリット

もちろん、マイナス面も発生します。気をつけたほうが良い事柄を列挙の上、対策も含め詳述します。

①予約不可
②睡眠環境はさすがにホテルには及ばない。耳栓アイマスク必須。
③飲食代は高め
④プライバシーはあって無いようなもの
⑤スマートフォンの盗難リスク
⑥やっぱり歌舞伎町は怖い!

デメリット①予約不可

テルマー湯は法律上、〈宿泊施設〉ではなく、〈温泉施設〉ですので、泊まるのではなく、朝まで休憩することになっています。このため予約は不可能。滅多にあることでは無いと思うのですが、万一、ソファが全て埋まってしまっても、館には何も責任は発生しませんし、どうすることも出来ないことになります。このため、金土夜など、混むことが予想される時間帯にあまり遅く入館することはお勧めしません。早めに入館し、早めに寝床を確保し早めに休みましょう。

 

デメリット②睡眠環境はさすがにホテルには及ばない。耳栓アイマスク必須。

地下休憩エリアは、程よい暗さではありますが、それでも睡眠には適しているとは言えません。満足に寝るには不十分です。朝7時に、閉館時間を説明する館内放送が行われ、そのときに一気に明るくなります。また、私の来訪時は皆さん静かでしたが、いつ酔客や騒がしい集団が訪れるとも限りません。

繰り返すように宿泊施設ではありませんので、睡眠環境としてはホテルに到底及びません。そこは把握しておいてください。

ですが、耳栓とアイマスクがあれば充分解決できます。

耳栓

MOLDEXを断然お勧めします。柔らかいシリコン製で、こよりのように捻って耳に挿入することにより、内部で膨張し、圧迫感無く耳内にフィットします。数回は繰り返し使用可の使い捨てで、非常に安価。1つあたり5~60円。旅先で紛失してもダメージは少ないです。

就寝中に周囲を誰かしら通ったり館内放送が流れたりしたと思うのですが、朝まで全く聞こえませんでした。普段から愛用しています。

耳栓のサイズは、耳の大きさによって何種類かあるため、まずお試しセットを使い、のち最もフィットするものをまとめて入手すると、非常に捗ると思います。もちろん普段使いにもお勧め。私はこれを使うようになってから、明らかに睡眠の質が向上しました。

アイマスク

館内の明るさはブランケットを頭に被れば解決するものではありますが、携帯性と汎用性に優れたアイマスクを1つ持っておいても良いと思います。

私の使用しているものは絹製で、遮光性は抜群。装着しても違和感はほとんどありません。テルマー湯での就寝時のみならず、新幹線や高速バスなど、移動時の仮眠にも大活躍しています。100均でも買えますが、シルク製のちょっと良いものでも値段は1000円少しと、そんなに高いものでもないです。長く使えますし、どうせならちょっと良いものを買うのをお勧めします。

充分な睡眠を取れず、翌朝に疲れを持ち越した状態では、せっかくの旅行も台無しです。仕事なら大変なことになるかもしれません。耳栓とのセットは必携。

また、ソファの柔らかさは充分ですが、こちらも当然ホテルのふかふかマットに及びません。清潔なシーツもありません。座布団を枕に、ブランケットを毛布に、寝るだけです。テレビはありますが、仮にガキの使いが裁判や理不尽などの大当たり回だったとしても、爆笑はできません。笑いを気合いで抑える必要があります。

 

デメリット③飲食代は高め

自販機はボトルなら200円。レストランもやや高め設定です。まあこれは当然ですね。なお持ち込みは不可。もし節約したいのなら、入館前に腹ごしらえは済ませておきましょう。新宿〜歌舞伎町ですので、お店は無限にあります。

すぐ下に、周辺のお勧め飲食店も載せておきます。

 

デメリット④プライバシーはあって無いようなもの

壁も仕切りもありません。ここだけはネットカフェにも劣るポイントです。気になる方には、残念ですがお勧めしません。

 

デメリット⑤スマートフォンの盗難リスク

荷物は全て電子ロッカーに入れられますので、腕にしっかり身につけておけば、余程のことが無い限り盗難の被害に遭うことはないでしょう。しかし、どうしてもスマートフォンは手放せないのが現代人の悲しいところ。

サウナ即入眠を妨げる最大の敵ですから、本当は電子ロッカーに仕舞い込んでしまったほうが良いです。しかし、アラームのセットやLINEやDMでの連絡など、現実的に手放すことは難しいでしょう。ほとんどの方が、スマホだけは身につけたまま寝ることになると思います。

リクライニングソファにも、普通のソファにも電源完備ですから、アダプタとケーブルさえあれば、充電は万全です。しかしその分、盗難リスクが発生してしまいます。

腕に装備してある電子キーを触られたら流石に気付きます。しかし、直接身につけていないスマートフォンを、手に持ったまま、あるいはブランケットの中にしまったまま寝た場合、寝返りなどで地面に落ちてしまったら、一気に危険度は増してしまいます。

銭湯などによくある「盗難が多発しております。貴重品は〜」という貼り紙がなく、Twitterで検索しても情報が出てこないため、実際に発生した被害は極小と思われます。しかしそれでもリスクはゼロではありません。館内着のポケットに入れたり、ソファの隙間に押し込んだりと、簡単に身体から離れないようにしたほうが良いと思われます。

 

デメリット⑥やっぱり歌舞伎町は怖い!

筆者は昔、新宿に5年ほど住んでおりましたので今更なんともありませんでしたが、やはり東京に頻繁に来る訳ではない方にとって、新宿歌舞伎町は恐ろしい場所だと思います。強引な客引きこそいなくなりましたが、カオスな街並みは変わらず、一本路地裏に入ることを躊躇わせます。

テルマー湯の並びは交番もあり、居酒屋や変な店が一軒も無い珍しい通りですが、それでも雰囲気はやはり歌舞伎町です。いうほど怖くは無いと思うのですが、やはり深夜や明け方の治安は良いとはお世辞にも言えません。テルマー湯に入ってしまえば快適で明るく清潔、危険とは無縁です。ささっと入館してしまいましょう。

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総合評価

デメリットも多くありますが、対策不可能なものは、『④プライバシーはあってないようなもの』くらい。 あとはデメリット項目で述べたように、充分な解決手段が存在します。

以上から総合的に見て、テルマー湯に宿泊するメリットは、デメリットを大きく上回りまると判断しました。

1人で泊まるのなら全く問題ないでしょう。2人あるいは複数で泊まり、集合時間を決めて夜は自由に過ごすのにも適しています。ぜひ、お試しください!

 

周囲のお勧め飲食店

館内レストランの評判は高く、ここでも充分なのですが、せっかくなので周囲のお勧め店をいくつか紹介しておきます。

※随時追加していきます。もしお勧めのお店があったら教えてください!  このリストは充実させたいですね。

コチンニヴァース

西新宿の住宅街の中にある南インド料理店。激推しします。ランチあり。火曜定休(2018年5月時点。けっこうコロコロ変わります)。エッグキーマカレーとチキントマトは大絶品。1000円くらいかな。大盛り有り。特にエッグキーマカレーはサフラン米との相性が最高。ぜひお試しあれ。

エッグキーマカレー。卵を潰し、下品にカレーと混ぜて頂く。

お勧めルートは、9時のテルマー湯退館後に、ちょっと新宿をぶらぶらしたり観光したり仕事したりしてからの、11時半ランチタイム開始・即入店。相当な人気店なので、サラリーマンのランチタイムに合わせると並ぶ可能性が高いです。店内はこじんまりとしているため、大人数での来店は厳しいかも。テルマー湯からは徒歩20〜25分くらい。

夜も営業していますが、予約は必須。ディナー→テルマー湯のプランも、なんだか未知のスパイスとサウナの相乗効果が得られそうな……。

店主がよくインドに帰るので、突然1ヶ月休業したりします。定休日もちょこちょこ変わってる印象。行く前に空いてるか確認したほうが良いかもです。

みつる

歌舞伎町のかなり奥にある牛もつ鍋の名店。テルマー湯からは、歩いて5分と恐ろしく近いのも嬉しいところ。

東京に住んでた頃はよく行っていたのですが、日曜定休日のため、今はなかなか足を運べていません泣

ぷりぷりの甘い脂がたっぷりついた牛もつを、沢山の野菜としょうゆ出汁で頂きます。鍋の店だと一番美味しいんじゃないかなあ。ビールはレーベンブロイ。割とリーズナブルで、会計は1人4000円くらい。

締めは、ちゃんぽん→雑炊がお勧め。まず、ちゃんぽんを鍋に入れ、器に取り、ざっと酢をかけまわし頂きます。雑炊を満喫するため、汁はあまり取らないでおきましょう。堪能したら、モツと野菜のダシが出た汁で卵雑炊。最高ですよ。

場所柄、物凄く長いリムジンが近くに停まっていたり、お客さんにちょっと怖い感じの人も結構いらっしゃったりしますが、過度にうるさくしなければ何もありません。歌舞伎町の老舗には、そうした不文律があるのでしょう。予約はしたほうがいいかもです。

もうやんカレー 新宿東口店

グルテンフリーを標榜する有名店。スパイスがバリバリ効いてます。こちらもテルマー湯から徒歩5分。

日曜はラストオーダー22:30。平日はなんと03:00と遅くまで営業しているのも嬉しいところ。夜にスパイスの効いたカレーをもうやんで食べ、身体が暖まったところでサウナ交互浴からの熟睡。起きて昼はコチンニヴァースで身体にスパイスの連撃というのも有り。今度しよ。

東京麺通団

讃岐うどん屋ですが、ここの牛すじカレーは甘じょっぱく昔懐かしい感じの逸品。結構辛め。400円。うどん小とセット(600円)にもできるので是非お試しください。

テルマー湯からは歩いて10分。平日は朝8時から、土日は10時からと開店時間が早いのもポイント高し。「コチンニヴァース開店の11時半まで待てそうにない!!」という場合は、ここに駆け込むのも有り。

というより、

22時もうやんカレー

徒歩5分

22時半テルマー湯に入館し交互浴キメて早々に熟睡

7時に起床し朝風呂・朝サウナ

徒歩10分

8時から東京麺通団で牛すじカレーうどんセット

徒歩20分

11時半コチンニヴァース

という新宿内で完結するカレー・グランド・ツアーはどうだろうか。完璧では……?

丸香

鳩さん(Twitter/ブログ)に教えて頂いた都内最強の讃岐うどん店。

ここだけ新宿ではなく神保町ですが、都営地下鉄新宿線で神保町駅まで1本(9分)なので、テルマー湯からコチンニヴァースへ歩くより早く着きます。

それに、信じられないくらい絶品のうどんが食せるのですから、電車に乗る手間など大したことではありません。

上の写真は、冷かけ・南高梅・温泉卵・すだち・ちくわ天。こんなに美しい盛りのうどんは見たことがありません。ちくわ天は日替わりで、美味しくなかったときは有りません。個人的な大当たりはチーズちくわ天。穴にみっしりチーズを詰め、それを天ぷらにしたものです。最高ですよ。

釜たまカルピスバターうどん。釜揚げしたうどんに、生卵とバターカルピスを落とし、溶かし混ぜ合わせた上に粗挽き胡椒を振ったものに、つゆを適宜かけて頂きます。

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